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2009年02月 アーカイブ

2009年02月03日

大和永享の乱(やまとえいきょうのらん)

大和永享の乱(やまとえいきょうのらん)は、室町時代の正長2年(1429年)に大和国で発生した戦乱。興福寺大乗院衆徒の豊田氏と興福寺一乗院衆徒の井戸氏の対立に端を発し、大和一国に広がった。
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大和国国人は、興福寺の二大門跡である大乗院・一乗院の衆徒、あるいは春日社の神人(国民)として組織されていたが、南北朝時代には、南朝方であった国民の越智氏と北朝方であった一乗院衆徒の筒井氏を中心とし激しく争っていた。北朝方の勝利の下室町幕府が安定して以後も、幕府の支持を得た筒井氏に対し、越智氏も大和国南部を中心として勢力を維持し紛争は継続していた。応永21年(1414年)には興福寺の訴えにより幕府が仲裁に乗り出し、国人衆が幕府に直属し私闘をしない旨の誓約をしたが、争乱の火はくすぶり続けていた。

一進一退の攻防
正長2年(1429年)7月、豊田中坊と井戸某の間に争いが起こった。興福寺と幕府は停戦勧告をしたが一向に争いはやまず、豊田方についた越智氏、箸尾氏らは井戸方に加勢した筒井氏、十市氏を攻めた。翌永享2年(1430年)2月には井戸氏と同族の筒井氏を支持する幕府より、興福寺に対し豊田討伐の指示が出、更に翌永享3年(1431年)8月には筒井氏と箸尾氏が互いに相手方の居城を攻めるなど戦乱は拡大。将軍足利義教は箸尾氏に対し撤兵勧告をした。

翌永享4年(1432年)9月には越智・箸尾両氏に筒井氏が大敗し、井戸方の形勢不利になっていたが、筒井光宣が幕府に訴えたことで戦局に変化が生じる。幕府はそれまでの不介入方針を変更し越智氏討伐を決め、越智氏は大和南部に没落した。しかしその後、河内国守護の畠山満家が越智維通を支援、筒井氏も細川持之を頼ったが、永享6年(1434年)に入ると越智氏は勢いを盛り返し、筒井氏は再度大敗を喫した。翌永享7年(1435年)義教は光宣の訴えにより越智維通らの再度の討伐を決め、幕府軍を派遣した。越智氏は多武峰に籠もり敗れたものの以後も抗戦を続け、斯波持有率いる幕府軍は永享9年5月22日(1437年6月25日)に大合戦に及んだが決着がつかなかった。

綸旨発給
長引く南朝遺臣の討伐に加え同年7月11日(8月12日)、義教と不仲であった弟の大覚寺門跡義昭の出奔をみた幕府首脳は、大覚寺が南朝ゆかりであること、玉川宮、護聖院宮らの南朝皇族も共に逃亡したことなどから、後南朝・義昭に加え、当時幕府派の関東管領上杉憲実と対立していた鎌倉公方足利持氏の連携を疑い、翌永享10年8月28日(1438年9月17日)に多武峰を対象とした治罰綸旨を後花園天皇に極秘に発給してもらい[1]総攻撃を開始し[2]、翌永享11年(1439年)3月に至り越智維通が討たれ、10年に及ぶ戦乱は一旦終結した。

その後
しかしながら、越智氏の乱と持氏、義昭との連携については確たる証拠がなく疑問であるという論者もいる。今谷明は朝敵とは到底いえない持氏を対象とした治罰綸旨発給をしてもらうために南朝方であることから朝敵であることが確実な越智氏との連携を主張したものと推察している[3]。また、義昭の合流についても、義昭出奔を粛正を恐れた単なる逃亡と見る説[4]もある。

この乱により興福寺の権威は揺らぎ義教の支配が強まったが、永享12年(1440年)には早くも、結城合戦と関連した動きを見せた越智氏討伐のため幕府軍が出陣している。嘉吉の乱で義教が暗殺されると大和国内は再び混乱した。筒井氏内部の家督争いに畠山氏、越智氏らが介入し、更には当の畠山氏の家督争いと続き、応仁の乱を経て大和国は戦国時代へと突入していくこととなる。

2009年02月19日

ロミュラン人(-じん、Romulan)

ロミュラン人(-じん、Romulan)はSFテレビドラマ/映画『スタートレック』シリーズに登場する架空のヒューマノイド型異星人。惑星連邦、クリンゴン帝国に隣接し、ベータ宇宙域に広がる星間国家の一つ、ロミュラン帝国を支配している。宇宙大作戦初登場時の日本語訳ではロミュラス星人、ノベライズ『宇宙大作戦』シリーズでは当初はロムラン人、ロムラン帝国と表記されていたが、近年は「ロミュラン…」で統一されている。
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生物学的には惑星連邦所属種族であるバルカン人と同一の種族である。これは地球の暦でいえば4世紀ごろ、バルカンにて哲学者スラクの提唱した論理的思考と平和共存を目指す思想改革が行われた際、スラクの教えに賛同せずバルカンを捨て現在のロミュラスに移住した人々を祖先に持つからである。 ただ、外見的には尖った耳たぶ、釣り上がった眉毛、つむじより放射状に広がった直毛の頭髪などが共通するものの、バルカン人に比べて肌の色がより緑がかっており、額に浅い畝のようなものがある。

精神
バルカン人と違い、暴力的かつ狡猾で効率を重視する。形勢が不利と看做すと自軍の艦船と言えど容赦なく破壊してしまう。また、「最初の一発」は必ず敵に撃たせる(それから徹底的に撃ち返して正当防衛を主張する)のを常套策とし、そのためにさまざまな策を弄する。 猜疑心が強く、偏執病傾向の強い者も多く見られる。

文化
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
挨拶には「栄光あれ」と言う。 ロミュランエールという強い酒があり、惑星連邦領域内でも非合法ながら飲まれている。 肩を強調した服を着用し、髪型はヴァルカン人と同じである。最高評議会議員の服装は和服に酷似しているが、文化的な位置づけは不明。

刑罰は残虐で恣意的だが、一応いかなる罪人にも処刑前に「公式な弁明を述べる権利」だけは認められている。

「狡猾で残虐で、独自の長い歴史と文化を持つ宇宙第三位の覇権国家」という作中のイメージは、明らかに冷戦期の中華人民共和国を基にしている。が、名称や細部には古代ローマ帝国の要素も多く盛り込まれている(惑星名の「ロミュラス」は「ロームルス」、「レミュス」は「レムス」に由来する 古代ローマ建国神話に登場する双子の兄弟の名)。またクリンゴン人ほどではないにしても尚武の国であり、陰湿な策を良しとしない硬派な武人も多い。(例:小説「宇宙大作戦?ロムランの罠」のス・タロン)

同祖であるヴァルカン人だけではなく、地球人やクリンゴン人とも混血可能(というより、スタートレック世界では異星間の結婚・混血はそう珍しい話ではない)。

なお、宇宙大作戦の時代において、すでに女性でも能力次第で司令官に昇進でき、ロミュラン艦の艦長や副長は女性が多く登場している。この点に関しては惑星連邦よりも(そして現実のアメリカよりも)進んでいた。

政治
最高評議会とタルシアー(諜報機関)によって成り立っている。カーデシアの諜報機関であるオブシディアンオーダーと同様に、タルシアーは暴走傾向にある。 帝国ではあるが、皇帝は存在せず、最高位は選挙によって選ばれる執政官である。評議会議員は各地域から選挙によって選出される。

歴史
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
22世紀に地球人類との初接触を行ったが、音声通信のみであった。その後ロミュラン戦争と呼ばれる戦争に突入。主に使用された核兵器により、お互いの宇宙船などは跡形も無く破壊されつくしたため、捕虜は一切存在せず、中立地帯などを設けた停戦協定締結も音声通信のみで行われた。このため初接触から、23世紀にロミュラン・バード・オブ・プレイによる惑星連邦領域への威力偵察が行われて、U.S.S.エンタープライズNCC-1701と交戦状態に入るまでの約100年間、お互いの姿を知らなかった。この戦い(TOSエピソード『宇宙基地SOS』)で、ロミュラン人とヴァルカン人が酷似していることが初めて分かり、エンタープライズ艦内はヴァルカン人のスポック副長への猜疑心で混乱した。しかし、ロミュラン人とヴァルカン人が同祖である以上、宇宙連邦はヴァルカン政府を通じてロミュラン人の詳細を知っているはずなのだが、この矛盾に関する説明はない。

23世紀には短期間ながらクリンゴン帝国と同盟関係にあり、遮蔽装置と引き換えにD7級巡洋艦を供与されるなど、長距離用宇宙船のノウハウを得た。

しかしその後クリンゴンが惑星連邦に接近するにつれ関係が冷却、2344年のキトマーの大虐殺によって、完全な敵対関係となる。

一時的にロミュラン・クリンゴン・惑星連邦の3勢力による惑星共同開拓(失敗)を行ったり、惑星連邦に大使を派遣するなどしていたが、クリンゴンと惑星連邦の和平条約(キトマー条約)締結妨害へのロミュラン大使 の関与が露呈したことをはじめ惑星連邦との衝突が目立つようになり、「別な用事(詳細不明)」があって鎖国政策をとり惑星連邦と再び接触を絶っていたが、突如53年間続いた鎖国を解きTNG序盤に再接触。クリンゴン帝国の内乱への介入、国内反体制勢力のヴァルカンとの民族再統合運動を逆用してヴァルカンの武力併合を企てるなど、数々の謀略を展開する。

ドミニオン戦争序盤において、タルシアーが政府に無断でカーデシアのオブシディアン・オーダーと共闘してドミニオンに攻撃を仕掛けたが、返り討ちにされて惨敗した。 以後、同戦争では惑星連邦、クリンゴンと共同戦線を張り、遮蔽装置を惑星連邦へ提供するなどした。

戦争終結後、ジャン=リュック・ピカードのクローンであるシンゾンが率いるレミュス人とその内通者によるクーデターにより評議会議員が議場で暗殺され、政権が奪取されたが、ピカードとの対決によりシンゾンが死亡すると政権はロミュラン人の手に戻った。

支配下の星
両星は二重惑星(または恒星からの距離がほぼ同じ)である。

ロミュラス
ロミュラン星間帝国の首都星。レミュスと同一の軌道を取る。
レミュス
英語ではRemusだが、翻訳によりレムス、リーマス、ロミー (Romii) の表記もある。自転周期と公転周期が等しいため、地表の環境は非情に厳しい。住民は地下生活を強いられている。ダイリチウムの鉱山が地下にあり、そこでレムス人は強制労働を強いられている。

主な戦艦
ウォーバード

代表的なロミュラン人
ネラル
セーラ
トモロク
トカス
ネヴェック

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